
びんかんテクニック
ふと私は太ももを指先で撫でた
絹ごし豆腐も崩れない程の優しさで
体がビクッと震えた
もっとやって欲しい思いに駆られて、指を腰からお腹にかけて伝えてみた
もっともっとやって欲しくなった
それは私が飢えていたからだろうか
あるいはこの指先で魔術を使えるのだろうか
もし前者でないとしたなら、今まで皆様になんてことをしてやったのだろう
いわんや敏感なお方をば
この優しい手触りで人を熱く狂わせてみたらきっと面白いだろうと思いながら、私は自らの指先一つで体を震わせ果てた
――なんてことを思いながら、一人フェザータッチで致していた今日の私でございます笑