七月幻想
さぁ七月だとて例年通り四六時中アツくなるつもりだった
案ずるなかれ、実際お戯れしている時はいつも通りにアツかった
しかしいざ戦線を離れれば何故かアツくなれない自分がそこに居た
今年の七月は何かが違った
それはコロナが明けたことばかりではない
何が違うのか、その答えは考えずに感じてみれば分かっていた
この時期いつもなら聞こえてくる筈の
「全部上手くいく」
という語りかけが全く聞こえてこなかったのだ
どうやらあの漫画だけではなく私の中でも桓騎将軍がおっ死んでしまっていたようだ
誰に討たれたか、将軍はとっくに息をしていなかった
思えば今年の夏は去年とは違って巷にエイリアンが存在している
それを脅威と呼びたくはないがその脅威や侮れぬもので、不肖なる私の力では為す術もなく、将軍も恐らくその脅威の前に呆気なく討たれてしまっていたのだろう
私もあの時より強い、そして何も縛るものもない、その上将軍が居るから大丈夫と思っていた
そんなことはなかったのだ
今悔いても仕方ないがあの時既に将軍が居ないと分かっていれば活路の一つや二つ見いだせていたやもしれぬ
ならばせめて今ここに弔おう
さらば私の中の偉大なる大将軍よ、と。
これからは新たなる将軍――それは自分のことかもしれない――が自信に満ち溢れた表情で「全部上手くいく」と語りかけるのだ
そうだ――
何を忘れていたか
いつかそうなるべき時が来ると、私も”七彩”という姓を得ていたではないか
今夜は盃片手にそのことを今一度省みて次の戦に備えることに決めた
――と、お詫びしたいことも申し上げたいことも山々ですが心の内を明けるのはここまでにして、ここから真面目に次回のお知らせを致します
次回出勤は7/30(日)10:00〜です
泣いても笑っても華の七月最後となります
最後だからちゃんと笑えるように全力で張り切っていきます🔥
いざ対戦の暁には私の熱い掌と自慢の太ももとお尻で皆様に恍惚をお届けして参ります
皆様、七月最後の日曜は私と共に大いなる祝福と快楽を…👩❤️💋👨