会えた暁にはまず君を強く抱き締めたい
待ちに待った光の夏
その明るさを今か今かと待ち焦がれ生きてきた
どんな暗闇も吹き飛ばしてくれそうなその眩しさを
しかしそれとは裏腹に世界は怠そうな空気に、そんな光も届かない程に重たく包まれていた――
ああ、5月とはいつもそういうものだ
その時人は何もできない中で何かを忘れてしまっているだろう
それは私とて例外ではなくて
きっと私も人を強く抱き締めることを忘れていたかもしれない
それは愛の始まり
君を強く導くための祝福
一度抱きし締めれば精も魂も漲ってくるんだ
そうだ、私の責めは肌の触れ合いから始まっている
触れ合いから愛を紡いで幸せを得て遂には気持ちよく果てるんだ
愛故に人はイクものだと信じて生きている
愛梨には”愛”がある
だからまずは愛をぶつけなきゃ
君の「初めて」にまだ立ち会えていない
今週楽しく生きる意気込みに替えて
七彩愛梨🍎