※今回の日記は写メ日記らしからぬ内容で長くなりますがお付き合いいただけた方はらぶずっきゅんですよ🫰
n年前のその日、私は初陣を飾った――
当時はつい最近まで最低賃金でアルバイトをしていた私にとってこの世界の報酬は目を見張るものがあった
右も左も分からない私は真面目な先輩からまず講習を受けてその情報量の多さに少しばかり心配になった
けれども彼女を師と慕える程に有意義な講習でもあった
併せて撮影も行われたが撮られ慣れていない私は不安を抱えたまま言われるがままに撮られた
講習や撮影が終わるとワクワクやドキドキに包まれながら待機に入った
しかしなんということだろう
オーダーが入れば鳴るはずの電話が全く鳴らなかったのだ
鳴ったと思ったら隣の部屋と勘違いした瞬間もあった
その後1時間経とうが後半戦に突入しようが音沙汰なく、部屋は静寂のまま夜が更けていった
ここでは接客しなければ稼げない
最初ワクワクもしていた私はこんなものなのかと事実と現実を思い知らされて気が沈みそうになった
入店の前、4回働けばあのバイトの月収分は稼げるなどと思っていたが
取らぬ狸の皮算用なんかするもんじゃないと思った
しかしこのまま終わることはなかった
1日が終わろうとしていた5分前に奇跡が起きた
ようやく電話が鳴って無事初陣にありつけたのだった
65分の店内指名で来た彼はまさに救世主だった
知識を教わっただけのほぼ素人な私がこの初陣で彼をいかせることは叶わなかったが無事に笑顔にして帰らせることはできた
コロナ禍、自分だけが狙われた繁忙期の魔物…色々苦渋も経験した今思い返してみても彼こそが一番の救世主だったと思う
あの日何も始まらなかったら気持ちが移ろって今ここで開花することなく違う世界に生きていたかもしれない
それからも苦労や挫折、辞めようと思ったこもあったり逆に嬉しいことや成長も多々あったけどこれはまた別の話
女の子もお店も泡沫のように現れて消えがちなこの世界
私もいつしか使命感を覚え、お店と共に長く寄り添えて成長もし続けることになろうとは最初は思ってもいなかっただろう
そしてあの時の私の師は今もなおここで現役だ
そう思えば本当に素晴らしい場所に居させてもらえているのだと
今も忘れない、入店したあの日――
それが9月の4日の夜である
――長くなってしまいましたが本日は私が入店した日でございます🫡
ということでいつもより多く語らせていただきました
私も元々は人と接するのが苦手だったりと不器用な人間でこの業界も向かないのかなと思うことは多々ありました
見た目についても当初は貧相で寄せるものも無くて、魅力も若さ以外は今より良いものがなかったかもしれません
今でもまだまだ至らないことは多くはありますが、この私が長く向き合えて成長を続けられてきたこの世界、より良きものをお届けできるように日々アップデートを続けてまいります
これからもよろしくお願いします🙏
明日は11:00から出勤を予定しております👊